探偵コラム
【高級車盗難】(株)BUDDICA、車4台の盗難で約2,000万円の被害

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ニュース概要

きのう午前1時ごろ、野田市にある中古車販売店「バディカ野田店」で、トヨタのアルファードなど高級車4台が盗まれました。

原山翔太記者

「犯人とみられる人物らは、車で乗り付け、盗んだ高級車にも乗って逃走しました」

店によりますと、盗まれた4台の販売価格は合わせて約2000万円で、警備会社からの連絡を受けた従業員が4台がなくなっていることに気づき、発覚しました。

その後、盗まれた4台のうち、3台が近くのコインパーキングなどで見つかったということです。店は、警察に被害届を提出するとともに、残る1台を探しています。

(引用:「【独自】アルファードなど4台窃盗 複数人物が次々と…防カメに“一部始終” 千葉・野田市」テレ朝 news)

増加する車の盗難被害

近年、日本における自動車盗難件数は増加傾向にあります。

2023年の自動車盗難認知件数は5762件で、2022年の5734件と比較して28件の増加が見られました。

また、2021年と比較すると582件の増加となり、ここ2年間での増加が顕著です。

盗難件数が最も多かった都道府県は千葉県で746件、次いで愛知県698件、埼玉県683件、茨城県615件、神奈川県461件となっています。

車の盗難被害が増加していることを受けて、車の盗難対策は必須の取り組みとなっています。

車の盗難対策

自動車盗難の手口も進化しており「CANインベーダー」や「リレーアタック」といった新しい技術を用いた手法が増加しています。

これらの手口は、車両の電子制御システムに直接侵入し、不正にドアロックを解除したりエンジンを始動させたりするものです。

このような状況を受けて、自動車盗難防止策としては物理的なロック装置やカーアラーム、GPS装置などの導入が推奨されています。

ハンドルロックやタイヤロックなどは以前からあるアナログな方法ですが、物理的にロックを解除しない限り盗難できないことから、有効とされています。

探偵はこの事件をどう読むか

先に述べたとおり、車の盗難件数は増加傾向にあります。

今回事件のあった千葉県は、全国でも最も車の盗難が発生している地域です。

今回の事件は中古車販売店で発生していることから、車のプロでも盗難の被害を完全に防ぐことが難しいことが浮き彫りになりました。

今回、盗難被害にあった株式会社BUDDICAの代表取締役の中野優作氏は盗難車に懸賞金をかけ3台を自力で奪還した後に、Xで、警察は満足に捜査しているようには見えなかったという意味の投稿をしています。

行政は盗難の被害件数が増えていることを把握しているようですが、被害件数が増えていることからわかるとおり、十分に対策できていないのが現状です。

車の盗難対策は、自身で行なうべきです。

先ほど紹介した方法以外にも、車の盗難グループに狙われない防犯セキュリティの高い環境にすることが重要です。

弊社には、防犯設備に関する専門的な知識や技能を持つ防犯設備士の資格を持つスタッフが在籍しています。

ご相談いただければ、防犯セキュリティを効果的に高めることが可能です。

また、盗難車が見つからない場合は、捜索のお手伝いもできます。

経験のある調査員が、盗難車の行方を明らかにします。

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