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企業はどこまで身辺調査できる?メリットと実施内容を解説

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企業が新規採用候補者を採用するときに、その人の背景に不安を感じることは少なくありません。

そんなとき、身辺調査はその人物の背景を知る有効な方法です。

身辺調査とは調査対象者の身の回りを調査することです。

身辺調査をすることによって、対象者の客観的な評価を知れ、採用のミスギャップや問題のある社員の入社を未然に防げます。

この記事では、企業が実施する身辺調査の内容、企業が身辺調査を実施する理由、自力で身辺調査するリスク、探偵に身辺調査を依頼するメリットなどをお伝えします。

弊社の93%のクライアントが「良かった」と調査結果に満足しており、信頼性と満足度が高いと評価いただいています。

企業が実施する身辺調査とは?

企業が実施する身辺調査とは、特定の個人の経歴や背景、関係者との交流、活動内容などを細かく調べる調査です。

身元調査や身上調査とも呼ばれ、主に信用調査や採用時の背景調査、犯罪捜査、ジャーナリズムなどの分野で行なわれます。

身辺調査で生じる法的リスク

一般的には身辺調査で取得する情報が必要なもので、対象者に同意を得ていた場合は法的に問題はありません。

しかし、違法な調査で取得した情報や採用活動と関係ない情報で内定取り消しにした場合は、訴訟を起こされることがあります。

具体的には下記のような情報です。

  • 本籍・出生地
  • 家族構成
  • 生活環境・家庭環境
  • 政治信条・宗教など

これらの情報をもとに採用の可否を決めてしまうと、訴えられてしまう可能性があります。

企業はどこまで身辺調査を実施できるのか?

企業が実施する身辺調査にはさまざまなものがあります。

ここでは、各項目について詳しく解説します。

過去の不正行為の有無

身辺調査対象者が過去に不正行為を行なっていないか確認します。

横領や着服などが不正行為に該当し、調査結果によっては採用の見送りにします。

反社会的勢力とのつながりをチェック

日本では反社会的勢力との関係は法律で禁止されています。

反社会的勢力と関係がある人物が入社すると、トラブルを起こしかねません。

身辺調査を実施すれば、反社会的勢力とのつながりがある人物を明らかにできます。

Web・SNSでの投稿履歴

SNSやWebでの投稿履歴を調べ、問題発言や違法行為をしていないか確認します。

過去のものでも、問題のある投稿が公になれば企業イメージを毀損しかねません。

採用活動において、WebやSNSでの投稿履歴を確認する企業は増えています。

健康状態

業務に直接関係する範囲内での精神疾患を含む健康状態の確認は可能です。

ただし、客観的に見て必要性が認められない健康状態を確認することは差別につながる可能性があり、違法となる可能性があります。

私生活の素行

対象者の私生活の素行を調査します。

面接では問題なかったように見えても、素行調査をすると問題が発覚したケースも少なくありません。

素行が原因で、会社に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、私生活の素行を調査することも重要です。

経歴に詐称がないか

提出された履歴書の情報に偽りがないか調査します。

確認項目は学歴や職歴、保有資格などです。

経歴詐称が明らかになれば、採用を見送りになるケースがほとんどです。

企業が身辺調査を実施するメリット

企業が身辺調査を実施すると、入社後のトラブルを未然に防げたり、客観的にその人物を評価できるなどメリットがあります。

ここでは企業が身辺調査を実施するメリットについて解説します。

入社後のトラブルを未然に防げる

問題のある社員を入社させると、採用後にトラブルを起こす可能性があります

前職でトラブルを起こした人材はまた会社が変わっても、同じことを行なう可能性があります。

また、業界によって商習慣も異なります。

トラブルを起こしたことはなくても、その業界の仕事の進め方になじめるかを確認するのも重要です。

また、年々、問題を起こした社員だけではなく、雇用主の責任を追求する傾向が強くなっています。

そのため、レピュテーションリスクを避けるためにも身辺調査を実施する企業が増えています。

客観的にその人物を評価できる

現在の日本の採用活動は、本人が作成した履歴書や職務経歴書をもとに行なわれます。

書類の記載内容の真意を確認する方法はなく、本人の評価は面接官の主観に委ねられています。

面接では印象が良かったのに、採用後実際に働いてみると印象が異なるというケースも少なくありません。

その点、身辺調査は前職での評判や学歴・職歴の真意などを客観的な視点で調査します。

そのため、身辺調査を行なえば採用時のミスマッチは起こりにくくなります。

自力で身辺調査するリスク

自力で身辺調査を実施すると個人情報保護法やプライバシーを侵害するリスクがあります。

違法な調査を行ない対象者にばれると、訴訟を起こされる可能性もあります。

また、尾行や張り込みには時間や労力を必要とします。

自力で調査したために、本業に割ける時間が少なくなり、業績に影響があったということも少なくありません。

探偵はどのように身辺調査を行なうのか

探偵による身辺調査は以下の方法で行なわれます。

一つずつ解説します。

尾行

この方法は、対象者の素の姿を知る上で効果的です。

しかし、対象者にばれれば、訴訟される可能性もあるリスクある調査です。

そのため、プライバシーを侵害するリスクも高いため、注意深く実施されます。

張り込み

特定の場所で対象者の行動を観察します。

自宅や勤務先の周辺で実施する場合がほとんどです。

聞き込み

対象者の周囲の人々(近隣住民、元同僚など)から情報を収集します。

この方法は、対象者の評判や人間関係を知る上で有効です。

しかし、噂や主観的な意見も含まれる可能性があるため、情報の真意を慎重に判断する必要があります。

探偵は豊富な経験からどの情報が正しい情報か判断します。

独自のデータベースを使った調査

弊社がアクセスできる独自のデータベースを活用し、公開情報や過去の調査から関連情報を収集します。

この方法は、効率的に多くの情報が得られますが、情報の更新状況や正確性には注意が必要です。

探偵に身辺調査を依頼するメリット

探偵は調査のプロです。

尾行や張り込みにも経験やスキルがあり、チームを組んで調査します。

そのため、長時間に及ぶ調査が可能なうえ、本人にばれる可能性も低いです。

また、探偵業法では「聞き込み」「尾行」「張り込み」の調査が認められています。

公安委員会に届け出を出していない方が上記の調査を行なうと違法になります。

逆をいうと、探偵に依頼すれば、リスクを抑え身辺調査を行なえます。

身辺調査の費用

身辺調査の費用は、調査時間に応じて料金が大きく異なります。

調査時間は、調査内容によって変動します。

身辺調査の基本料金は、1日あたり10万円〜15万円が相場です。

1時間あたりの費用は、調査する内容や地域によって変動しますが、1万円〜2万円程度が相場です。

しかし、依頼内容が難しく調査が長期間に及ぶ場合は、数十万円から数百万円かかることもあります。

料金事例

難易度:

¥264,000(税込)〜

*調査員人数、調査範囲などにより金額が変動致します。

*調査時にかかる諸経費(交通費など)は別途、調査終了後に請求させて頂きます。

 

難易度:★★

¥495,000(税込)〜

*調査員人数、調査範囲などにより金額が変動致します。

*調査時にかかる諸経費(交通費など)は別途、調査終了後に請求させて頂きます。

 

難易度:★★★

¥715,000(税込)〜

*調査員人数、調査範囲などにより金額が変動致します。

*調査時にかかる諸経費(交通費など)は別途、調査終了後に請求させて頂きます。

無料相談窓口

企業が実施する身辺調査は、新しい人材を採用する場面で利用されることが多い調査です。

採用におけるミスギャップや新規採用者の問題行動を未然に防ぐため、近年身辺調査を実施する企業が増えてきました。

弊社は、長年に渡り、身辺調査を実施してきた探偵事務所です。

93%のクライアントが「良かった」と結果に満足しており、信頼性と満足度が高いと評価いただいています。

経験豊富な調査員が、疑問に丁寧にお答えし、最適な解決策をご提案いたします。

また、弊社は多数の海外協力会社と連携しており、海外調査に関するご相談にも対応しています。

ご連絡いただければ無料にて詳しくお聞きします。

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