調査ファイル
社員が失踪した場合の対応は?調査方法や調査事例を解説

読み終わるまで 5

社員が無断欠勤を続け、失踪してしまうことがあります。

連絡が取れれば理由を確認して対応することも可能ですが、大抵の場合、失踪した社員に電話をかけても本人から連絡が返ってくることはありません

社員の失踪には、顧客とのトラブルや横領などさまざまなトラブルがつきまといます。

失踪した社員を探さず、放置するとその問題が大きくなることもありえます。

本記事では、社員が失踪する原因や失踪した場合の対処法失踪した社員を調査する方法などを解説します。

93%のクライアントが「良かった」と調査結果に満足しており、信頼性と満足度が高いと評価いただいています。

社員が失踪する原因

社員が失踪する原因にはざまざまなものがありますが、大体は下記のものに当てはまります。

  • 仕事にやりがいを失い、嫌になった
  • 上司や同僚とのトラブル
  • 家族トラブル
  • 借金からの夜逃げ
  • 会社のお金を横領した
  • 犯罪・事故に巻き込まれた

上記のとおり経済的な問題、職場での人間関係のストレス、あるいは個人的な事情など、失踪の原因はさまざまです。

なかには、突然の事故や犯罪に巻き込まれてしまったケースもあります。

失踪の原因を理解することは、適切な対応を取るうえで非常に重要です。

社員一人ひとりの状況や性格、最近の様子などを振り返ることで、失踪の原因が見えてくることもあるでしょう。

社員が失踪した場合の対処法

社員が失踪した場合下記のような対応を取る必要があります。

  • 本人に継続的に連絡を取る
  • 保証人に連絡する
  • 就業規則に基づいて自然退職させる
  • 懲戒解雇する
  • 警察に相談する
  • 探偵に調査を依頼する

一つずつ、解説していきます。

本人に継続的に連絡を取る

まず失踪した社員本人に連絡を試みましょう。

電話、メール、SNSなどあらゆる手段を使って連絡を取ることが大切です。

しかし、連絡が取れない場合に一方的にメッセージを送り続けることは避けましょう。

相手が何らかの理由で返信しない可能性もあるため、高い頻度で連絡を送り続けると更に連絡が取りづらくなることも考えられます。

適度頻度で継続的に連絡を取るようにしましょう。

保証人に連絡する

失踪した社員が入社時に保証人を立てていた場合、連絡するのも有効な手段です。

大抵の場合、保証人になるのは両親や兄弟など近しい関係にある人物です。

その人物が失踪した社員の所在を知っている可能性もあります

ただし、プライバシーに配慮し、必要以上の情報を求めたり、過度に詳しい状況を説明したりすることは避けましょう。

就業規則に基づいて自然退職してもらう

一定期間連絡が取れず行方がわからない場合、就業規則に基づいて自然退職の手続きを取ることも検討しましょう。

多くの企業では、無断欠勤が続いた場合の対応が就業規則で定められています。

ただし、この措置を取る前に可能な限り本人との連絡を試み、状況確認を努めることが重要です。

警察に相談する

失踪の原因に犯罪や事故の可能性がある場合は、警察に相談することも検討しましょう。

ただし、警察は必要と感じれば捜索を行ないますが、事件化したものでないと捜査をしない傾向があります。

探偵に調査を依頼する

警察が動いてくれない場合や、自力で調査したが発見できなかった場合は、探偵事務所に依頼することも有効な選択肢です。

探偵は豊富な経験と専門的な技術を駆使して、失踪した社員の所在や状況を調査します。

探偵は事件性がなくてもご依頼いただければ調査いたします。

協力者の有無や行動パターンなど失踪した社員を発見した後も調査できます。

失踪した社員を調査する方法

失踪した社員をさまざまな方法で調査できます。

ここでは、失踪した社員を調査する方法を解説します。

失踪した社員の私物を調査する

失踪した社員の私物を調査すると重要な手がかりを発見できることがあります。

デスクの引き出しやロッカーの中身など、職場に残された個人的な私物から行動を予測し、本人の行方を探します。

失踪社員のSNSやパソコン・スマホなどを確認する

会社に失踪した社員のパソコンやスマホなどが残されている場合、それらの端末を確認するのは有効な調査方法です。

例えば、メールやインターネットの閲覧履歴などを確認すれば、失踪した社員の行き先や失踪の意図を発見できる可能性があります

ただし、パソコンやスマホの調査はプライバシーの保護の観点から法的な配慮が必要です。

聞き込みや張り込みで情報を入手する

失踪した社員の周辺人物への聞き込みや、実家などゆかりのある場所での張り込みを行なえば、本人の発見や所在の手がかりを得られることがあります。

張り込みをすると手がかりを得やすい場所は下記のとおりです。

  • 実家や親戚の家
  • 同僚や友人の家

聞き込みや張り込みは時間と労力がかかり、体力的に負担のかかる調査です。

ある程度情報が取れ、張り込み先を絞れてから実施するようにしましょう。

自力での失踪社員の調査は可能か?

自力での失踪社員の調査は不可能ではありません。

しかし、調査には多くの労力と時間を要し、多くの法的な制約を存在します。

そのため、自力での調査には限界があります。

また、調査のノウハウや専門的な技術、情報網がないため、効率的に調査を行なえないでしょう。

そのため、膨大な時間が調査に割かれ、本来の業務に支障をきたす可能性もあります。

不適切な違法な調査をしてしまった場合、法的トラブルに発展するリスクもありますのでご注意ください。

詳しくは下記の記事で解説しています。

ぜひご覧ください。

弊社が失踪した社員を見つけ出した事例

弊社には失踪した社員を始め多くの人探しのご依頼をいただきます。

ここではその一例を紹介します。

取引先とトラブルを起こし失踪した社員Aのケース

社員Aの失踪した状況は下記のとおりです。

  • 突然音信不通になり、そのまま失踪
  • 顧客からのクレームの連絡が入り問題を起こしていることが判明
  • 携帯電話の電源を切られており、自宅に帰宅している様子もない

弊社は社員Aの私物や同僚からの聞き込みを行ない、行動を予測し、張り込み調査を実施しました。

調査の結果、社員Aの友人の家にいることが分かり、本人を発見できました。

失踪した社員は何か問題を起こして失踪するケースもあります。

そのまま探さずに放置したままにしていると、別の問題が生じる可能性があります。

売上金を持ち逃げして失踪した元社員Bのケース

元社員Bの失踪した状況は下記のとおりです。

  • 元社員Bはバーの店長で、売上金と他のスタッフの給料を持って失踪
  • 休み明けに出勤しないことから、連絡したところ電話に出ずそのまま音信不通に
  • 自宅はもぬけの殻で、実家に住む両親も知らないの一点張り

弊社が実施した聞き込み調査の結果、消費者金融に借金があることがわかりました。

元社員Bはお金に困っており、逃亡が難しいと判断し、実家の張り込み調査を実施しました。

1週間に及ぶ張り込み調査の結果、元社員Bが実家から出てくる姿を確認しました。

所在が判明したことで、バーの経営者は元社員Bに損害賠償請求することができました。

社員同士の口論から失踪した精神疾患を患っていた社員Cのケース

失踪した社員Cの状況は以下のとおりです。

  • 仕事の件で同僚と口論に、言い負かされた社員Cと連絡が取れなくなった
  • 社員Cは過去に仕事上のストレスでうつ病を患っていたことがある
  • 自宅に行ったが不在

過去にうつ病を患っていたことから、最悪のことを心配して弊社に調査依頼をいただきました。

弊社の調査で、社員Cは遠方の親戚の家で静養していることが判明。

会社は社員Cが元気で過ごしていることに安堵しました。

命を絶った要因が会社にあると認められれば「損害賠償責任」を負う可能性があります。

探偵に失踪社員を依頼した場合の料金

失踪した社員を探す調査は、基本料金165,000円(税込)から調査を承っております。

人探し調査は事前にいただく情報の量と信憑性・年数の経過、取得する情報、調査内容、調査期間(時間数・日数)などの状況に応じて、費用が算出されます。

そのため案件ごとに金額は異なります。

無料相談窓口

社員が失踪するには原因があります。

顧客とのトラブルや横領など原因はさまざまですが、トラブルを抱えていることがほとんどです。

社員の失踪を放置すると問題が大きくなることもあります。

もし、失踪した社員の所在を調査をしたが発見できなかったという場合、弊社にご連絡ください。

経験豊富な調査員が、これまでの経験やスキルをもとに調査します。

93%のクライアントが「良かった」と調査結果に満足しており、信頼性と満足度が高いと評価いただいています。

相談は無料です。お電話やメールでお問い合わせいただければ、貴社の状況にあった調査プランを提案可能です。

ご相談とご依頼までの流れ

お問い合わせ

ご相談は、プライバシー 秘密事項厳守で承ります。